キャンプだホイ、キャンプだホイ、キャンプだホイホイホーイ♪
ゴールデンウィークに近づくにつれ、脳内を陽気な歌が駆け巡る。
鬱屈な毎日も休日のため、そしてキャンプのために我慢できる。
どこへいこう?
そうだ!うるぎ星の森オートキャンプ場だ!
と思って予約しようとしたら、いつものサイトが閉鎖されている・・・
そういえば手紙きてたな、運営者がかわったと。
あたらしいwebサイトはこちら。
名前から”うるぎ”が外されて、星の森オートキャンプ場になったようだ。
運営は特定非営利活動法人ネイチャーサービスという団体となっている。
スタッフの方々にお話を伺うと
「都会で疲れている人たちにやすらぎを」
のような理念だそうだ。
関東と比較するには恥ずかしいぐらいの田舎に住んでいるが、
「そうですね〜」
と納得していないがうなづく。
なんでも県営(うるぎ星の森オートキャンプ場)の際は結構な額の赤字だったらしい。
そこで運営を民間のような組織に委託をしたとのこと。
去年までの無愛想なおじさんも悪くなかったが、若い都会な感じの新しいスタッフの方々はとにかく気さくだ。
ゴミの持ち帰り、自販機撤去、売店撤去、トイレマット採用などの運営費削減努力がみられる。
ただ、そこじゃなく、広大な敷地に整った設備、この固定費が問題な気がするのは私だけだろうか。
区画サイト、フリーサイトともにほとんど変わっていないように思う。
フリーサイトは様子を見ながら予約数を増やすように言われていた。
個人的には真ん中の広場があのフリーサイトの魅力のように感じるのだが、赤字と言われたら仕方ない。
ゴールデンウィークはじまって3日の連休に飛び込む。
天気予報は雨、晴れ、雨・・・
キャンプとしては非常につらいが、去年は雹が降ったのでそれと比較したらいいだろう。
今回は妹2名参加の3家族合同のキャンプだ
1週間前からスモーク用に準備していた豚バラ肉も風乾が捗る。
温燻のような熱燻のような温度で2時間ぐらい。
精緻なコントロールはせず、ただ待つだけ。
さくらの煙が食欲をさそう。
出来あがったベーコンをランタンフックに吊るし、風にさらす。
妹「映えてんじゃん」
さすが我が妹。
割とテキトーだったが、いままで一番うまくスモークができたような気がする。
子どもだけでなく大人にも好評だった。
昼食にはたこ焼きを、妹の旦那様にふるまっていただいた。
電源サイトをチョイスしたのでこうした機器も使える。
キャンプの趣旨的にはどうかと思うところもあるが、やはり電気は便利だ。
お米は最近有名なミネアサヒ。
お米自身がおいしいのか、キャンプだからおいしいのか、はたまた乗算されておいしいのかよくわからなかったが、たしかにおいしい。
5合のお米は食べ盛りの子どもたちにより一瞬で平らげられた。
妻が夜なべをして刺した串をとにかくやくも、子どもが8名もいるとすぐになくなる。
ほんとに大きくなった、そう感じる瞬間だった。
コストコで買った牡蠣を焼き牡蠣に。
年季のはいったファイアグリルは、汁が垂れようが、炎に包まれようが気にならない。
道具としての機能を発揮する、この本質こそ美しい、ような気がする。
今年小学校にあがった次女がサラダをつくる。
このキャンプでモノをつくる喜びを知れたようだ。
長女、長男に比べ、キャンプ自体を一番楽しんでいるのは次女かもしれない。
星の森オートキャンプ場に夜がおとずれる。
残念ながら売りのきらめく星は見られなかったが、それもキャンプ。
サイトを照らすランタンと焚き火、これが好きだったりする。
地元のお祭りの会合があり、ひとりLINE通話中のわたし。
家族はこまどりの湯へ。
ゴールデンウィークの土曜日に会合やらないでほしい。
ただ、この独り焚き火をする機会を与えてくれたと思えば、まぁ許せる範囲か。