家が安心する場所であるように、キャンプに安心する場所があってもいい。
キャンプ中に自身がどこに常に居るかと考えると、イスがそれにあてはまる。
イスぐらい良いものを・・・と考えて購入したのが小川(CAMPAL JAPAN)のコットンのハイバックチェアだ。
正直我が家には高い買い物だった。
冷静に考えればイスに2万円弱も払うのはどうかと思う。
だけど欲しい。
妻には正面切って突っ込む勇気がなかったので、アマゾンで先行で購入してみた。
正式なルートを介していないため、口頭発注と言われてもおかしくない。
家でも意外にいい感じに使えたりするハイバックチェア。
コットンのナチュラルという色だが、炭やら土でかなり汚れが目立つ。
そして座面上部の生地が妙にほつれる。
今回はこのほつれの原因についてとりあげたい。
座面の洗濯にも役に立つと思われるので参考にしていただきたい。
ハイバックチェアを2脚保有しているが、ほつれは4箇所中3箇所に見られた。
これはおかしい。
ということで座面を外してみた。
実は座面を外すには工具が必要になる。
プラスドライバーとM8のソケットが必要であるため準備していただきたい。
残念ながらメンテに関してはユーザーファーストで考えていないことは明らかだ。
まず、外す箇所は全部で4箇所となる。
まずは背面の左右2箇所をはずす。
プラスネジの反対側がM8の袋ナットでお世辞にもメンテ性は良くない。
続いて座面の左右2箇所をはずす。
こちらも背面同様の工具が必要となる。
ねじ4本が抜けたら以下の写真のようにフレームとフレームを分離する。
かなり力がいる。
例えがあやしいが、ちょうどテントポールの終端を差し込むぐらいの力が必要となる。
座面を外した状態がこちら。
意味もなく2脚並べてみた。
座面はこうしてみると結構簡単な形状をしている。
ついでなので洗濯した。
本題のほつれの原因であるが、簡単に理解できた。
フレーム上部のキャップが外れ、フレームのエッジが生地を攻撃したものと思われる。
座面の袋形状になっている部分に外れたキャップを発見。
キャップには穴があいており、リベットで固定するようになっているが、実物は固定されてない。
そのためキャップが容易に外れ、フレームのエッジが生地を攻撃してほつれたのだろう。
リベットなんて打てないので両面テープをキャップにはりつけ、フレームから外れないようにした。
こんな簡単な一工夫でキャップは外れないようになる。
高いイスなんだからこれぐらいしてよ・・・と言いたくなる。
以下のリンクからもご理解いただけるかと思うが、安くはない。
しかし、座り心地は他のイスを圧倒しており、座り心地だけであればオススメしたい。
ただ、座面の洗濯を考えると、ちょっとどうかと思うところは正直ある。
ちなみに本家サイトではコットンの座面のみが購入可能となっている。
コットンではないハイバックチェア1905からコットンに変更することが可能となるので検討してみてはいかがだろうか。