人生のターニングポイント。
それがいつなのか、今の段階ではわからない。
ましてや先のことなどわからない。
人生を振り返ってみたときにわかるものなのだろうか。
だから努力するのかもしれない。
岐阜県恵那市にあるささゆりの湯キャンプ場。
さすが人気キャンプ場、金曜日の朝9時30分にはすでに10組ほどの先客あり。
ひとまずタープとテントを張り、本日のサイトを確保した。
そしてタープとスーツ。
異色のコントラストがサイトに映える。
身体にしっとりと馴染むお気に入りの一着をキャンプ場に携えた。
仕事の質を上げる。
37歳のいま、転職を考える。
午前中に計30本のペグを打ち終え、我が家のタープとテント×2、友達家族のタープを設営する。
硬い地面に苦戦し、汗だくになりながら頭をよぎる。
この後、最終面接・・・か・・・
キャンプ場から面接会場までは往復260kmの移動。
キャンプ場から仕事に出かけるやつはいても、面接にでかけるやつはいまい。
いい経験になったと思う。
2社受けていて1社は内定、本日の1社は来週中に結果をいただけるらしい。
先のことはわからない。
面接を終え、家族とキャンプ場にて合流。
食事前に温泉へ行き、今日の疲れを流す。
サイトに戻ってからは、妻の新品のツーバーナーが青い炎を吐き出す。
簡単にパスタ、だけどうまい。
22時を過ぎてもペグを打つ音が響いていたが、疲れていてすぐに眠りにつけた。
翌日は友人家族と合流した。
朝の8時前だったろうか、その早さに驚いた。
子どもの名前がともに同じで意気投合している。
通称トッシーの手から次々と料理がもてなされる。
物質を加工したものを材料と言う。
そしてその材料を調理し、料理となる。
フライドポテト、からあげ、カレーなどなど、次々とサーブされる品は絶品だった。
妻と娘2人は子ども会の用事があり、帰宅。
最高の夜をともに共有できないのは寂しい限りであるが、仕方ない。
トッシー一家には、お決まりのペンライトアートを体験してもらった。
さすが小学校高学年、やはりうまい。
キャンプに来た日を記念して”6/1″を描く。
6が特に美しい。
おそらく空間の認識能力に優れているのだと思う。
左の黄色は・・・37歳トッシーの作品。
左から2番目は・・・7歳我が家のボーイの作品。
真ん中は・・・バタフライになりたい3○歳乙女の作品。
右から2番目は・・・居合斬りだっけか小学6年生メンズの作品。
一番右は・・・なにこれ、スティッチ?という9歳レディーの作品。
続いて理科の実験。
キャンプでは容易に炎を扱えるので、メタノールで実験してみた。
塩化カリウム、ホウ酸、ホウ砂、塩などで色をつけてみた。
キャンプにフォトジェニックな炎が卓上を彩る。
こちらはホウ酸をつかった炎色反応の結果。
普段はぜったいに見ない緑色の炎に子どもたちは釘付けだ。
ちなみに焚き火の中にホウ酸を投入しても緑色の炎が見られる。
色々な物質を投入するとレインボーの焚き火も可能なんだろう。
オープンタープの下にパンダT/Cをインストール。
息子と父のデュオキャンプ。
いい経験だった。
焚き火とマシュマロ。
ど定番の組み合わせはハズレがない。
よくみると燃えているけど・・・
焚き火をみながら考えてみる。
人生のターニングポイントってなんだろう?
いまやれることに最善を尽くす。
これが現時点の自分が出せる答えだ。
さぁどうなることか、いま現在でも決まっていない。
池にはカエルがいっぱいいた。