三河湾の無人島でミッドナイトキャンプ

三河湾のとある無人島。

夜中にひとり寂しく上陸してみた。

もちろん街灯はない。

月と対岸の明かり、そして焚き火が自身を照らす。

自分を見つめ直すのに最高のフィールドだと勝手に思っている。

キャンプのブログではない。

ただの日記となることをご容赦願いたい。

転職してから1年が経った。

生活、環境、収入と様々なものが変化した1年だった。

妻には苦労かけるし、子どもたちも理解が追いつかないはずだ。

なかなかにして自分勝手な道を選択し続けるアホ亭主。

月に代わっておしおきされないと、この性格は治らないのかもしれない。

転職して1年経ってわかったことがある。

どれだけ贔屓目にみても、ある材料分野で私より優れている者は転職した会社にはいない。

天狗になっているようだが、それが事実だ。

みなさんカタログはよく勉強はされているが、言ってみたらそれまでだ。

サイエンスを追求し、エンジニアリングへ展開していく、このスタイルはどうやら稀なようだ。

とはいっても、転職した職種が製造に近いところなので、いわゆる生産準備みたいなことをやらせてもらっている。

下積みして実績を上げ、やりたいことをやる。

それが今の目標だ。

ただまぁ、どうしようもない人間関係が至極めんどくさく感じる。

これに割いている時間ははたしてプラスの方向なのか、最近疑問に思っていた。

そんなある日、前職でお世話になったTさんからLINEで連絡をいただいた。

「新しい会社はどんな感じ?」

こちらの心情を把握しているのか、絶妙のタイミングでの連絡。

LINEでのやりとりをしている中で、もう少しがんばってみよう、そんなモチベーションをもらったような気がする。

2万人超の会社のトップエンジニアであるTさんのブログ。

綴られる文章の中に私が大切にするワードが散りばめられている。

タケトリ物語 | エンジニアの心得

いままでは周りに溶け込もうと、猫を被りながら仕事をしていた。

転職から1年。

もはや遠慮はいらないだろう。

正しいと思うことをとにかくやる。

三河湾の無人島でのミッドナイトキャンプを思い起こし、ひそかに決意を固める。

“三河湾の無人島でミッドナイトキャンプ” への2件の返信

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