「貧しさとはもっと欲しがること」とはまさに言い得て妙だ。
ムヒカ大統領のこの言葉に頭をハンマーで叩かれたかのような衝撃を受けた。
つもりだった。
スポーツオーソリティでみたオーナーロッジタイプ52R(画像はアマゾンから)。
T/Cだったら欲しいと思ってたのもつかの間、どうやら世の中に存在することを知った3月のある日(画像はアマゾンから)。
近くのSWENで在庫をきいたらたまたま他店舗に在庫があった。
迷わず買ってしまった。
ムヒカ大統領の言葉に感銘をうけたのは何だったのか。
新型コロナの報道はすでに食傷気味であるが、こうなると新幕を張りたい衝動に駆られる。
うるぎ星の森オートキャンプ場のGW抽選に申し込んでみた。
広場サイトに見事当選!
2泊3日のうきうきキャンプがオガワのオーナーロッジタイプ52R T/Cとともにスタートした。
とりあえずキャンプ場でオーナーロッジタイプ52R T/Cをあけてみた。
二度とこんなにきれいに収納されることはない。
オーナーロッジにはグランドシートが付属しないのでPVCマルチシートを購入した。
1403という型番みたいなものが300×220cmでジャストサイズとなる。
グランドマットは形状が若干合わないがシュナーベル5のものを流用した。
5/1 1日目
気温3℃、雨ときどきあられ、たまに強風。
コンディションとしてはまぁまぁ悪い。
地面がぬかるみ、満足にペグがきかず、タープはあきらめた。
BBQでもやろうと思ってたがそれもあきらめた。
判断は迅速に、それでいい。
5/2 2日目
妹夫妻が到着し、極寒のグループキャンプがスタートした。
なんとか3度目でうまくタープを設営できた。
どうでもいいことだがT/Cのテントが欲しい理由はタープがT/Cってだけだったりする。
なんとなく白のテントとタープが合っている、ような気がする。
ごはん作らないの?
子どもからの容赦ない質問に重い腰をあげる。
妹発案のアヒージョ。
「ばえてるばえてる」とボディビルの掛け声よろしく、バタールを焼く。
特別なおいしさがこのアヒージョにあった。
子どもたちが作った(?)カレーとアヒージョ。
投げやりな「ばえてるばえてる」という声とともに写真を撮影する。
極寒のなか外で食事を作っていたのは非インスタグラマーの我々だけだったように思う。
ちなみにばえてる写真撮影中の私(左)と妹(右)。
兄妹というのはこういうものだ。
ファンゴーで炊いたごはんが本当にうまい。
環境指数でおいしさが跳ね上がっていたように思う。
これこそキャンプ。
夕食を食べた後は近くの温泉へ。
暖かいを超えて熱いと感じるが心地よい。
温泉からサイトに帰ってきた際、気温は2℃。
長時間露光なんてやってられないので、テキトーな一枚を撮ってテントへ逃げこむ。
夜中の気温は氷点下。
大人2名、子ども3名だとオーナーロッジタイプ52Rは寝るだけになってしまうので、暖房が使えない。
こういうコンディションでは2ルームテントがその能力を発揮するのだろう。
周りがうらやましくて仕方ない。
5/3 3日目
晴れた。
太陽がこんなにうれしいものとは、39歳でまさか実感するとは思わなかった。
しかし10℃は超えず、標高も高いためかCBガス缶を使ったバーナーでは湯が沸かない。
こういうときにガソリンバーナーは強い。
知らない人にはなぞの所作(ポンピング)が炎のありがたみを増幅させる。
mukaストーブ最高!
妹の娘が5/3に誕生日なので簡単なお祝いを。
子どもたちはなぜかサンタをつくる。
なぜサンタかは誰もつっこまない、たぶんみんな疲れていたのだと思う。
青空と初張りのオーナーロッジタイプ52R T/CとレクタT/Cと。
よその子どもたちが窓つきテントをみて「おうちみたい」という。
かわいらしいテントだとアラフォーおっさんも思う。
結露はT/Cだからかわからないがほとんどなかった。
そしてほのかに暖かいような気がする。
最終日はよかった。
すると全日程でよかったように感じる。
コロナで世界は変わったが、楽しいと思う気持ちはかわらない。
またうるぎ星の森オートキャンプ場で妹家族と訪れたいと思う。
“初張りオーナーロッジタイプ52R T/C in うるぎ星の森オートキャンプ場” への1件の返信