我が家のバーナーは、キャンプをはじめたときから液体燃料のバーナーを使っている。
MUKAストーブ、SOTOの名バーナーの呼び声高いヒット商品だ。
弱火?そんなもん知らねぇ、といわんばかりの圧倒的火力のバーナーだ。
液体燃料バーナーに必要なプレヒートなる工程がMUKAストーブには必要ないらしい。
他の液体燃料のバーナーを使ったことがないため、そもそもプレヒートなるものをよくわかっていないが画期的とのことだ。
そんなMUKAストーブであるが、ジェネレータを交換したので記録しておく。
アウトライン
1. MUKAストーブの不調
燃料を10L使ったあたりからバーナーが息つきをはじめた。
青い炎の中に時折赤い炎が顔をだしている。
次第に炎が弱くなり、明らかに不調になってきた。
心当たりはある。
使用していたのは実家に眠っていたヴィンテージのホワイトガソリン。
年月とともにカドがとれて丸くなり、繊細かつ複雑な澱が残る20年ものだ。
今思うとなぜ使おうと思ったのかがわからない。
2.ジェネレータSOD-453の購入
やはりダメだったか・・・ということで修理することに決めた。
息つきするということは、燃料がうまく送れていないことが考えられる。
そのため交換用ジェネレーターユニットSOD-453を3240円でSOTO本社から直接購入してきた。
そのときの様子はこちら。
どうでもいいが、SODという型式はいろいろ紛らわしいのでやめたほうがよいと思われる。
3.ジェネレータ交換
組立図がSOTOのwebサイトにあったので記載する。
出典:http://www.shinfuji.co.jp/contents/download/pdf2/SOD371manual109.pdf
ジェネレータにつながったホースを外すため、MUKAストーブに付属のマルチツールを用いてジェネレータジョイントをはずす。
かなり固い。
ジェネレータ固定ネジをはずす。
ジェネレータがはずれるようになるので写真左前にずらしてはずす。
ホースユニットとジェネレータージョイントを押してはずす。
ジェネレータージョイントにOリングがついたsub-Assyをとりだす。
余談だが、熱でOリングが効かなくなり、燃料漏れをおこすなどこの部位の評判はあまりよくない。
取り出したジェネレータ一式。
Oリングはまだ柔らかかったので、一応保管しておくことに決めた。
新品のジェネレータを外した順番と逆に取り付けていく。
テラスで点火。
シュゴーーーという轟音ととも青い炎があがる。
これこれ、これだった。
不調なときは弱火ができていたので、それはそれで便利だった。
ただ、やはりMUKAストーブは直線番長であってほしい。
自身で簡単に交換できるのでメンテナンスも兼ねてやってみてはいかがだろうか。
また、ジェネレーターの掃除も考えてみているのでこちらの記事も参考にしてほしい。
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