ogawaのTANZO PEG(鍛造ペグ)、ピンペグ、プラペグの比較

物質に付加価値を与えたものを材料という。人々はその材料を巧みに使い、豊かな生活を得てきた。どうでもいい前置きは置いておいて、ogawaのペグが一応揃った(長さ違いは含まず)。いい機会なので比較してみたい。

アウトライン

1. ogawaのペグの比較表

以下にogawaのペグの比較表を示す。重量は実測となっている。材質名は推定、耐力はその推定値を使っている。打った感じ、抜けにくさは感覚なのであやしいかもしれない。耐力とは、材料の強度と思っていただいてひとまずOKで、高い値ほど強い。

通称 鍛造ペグ ピンペグ プラペグ
正式名称 TANZO PEG ピン・250 Pペグ
単価 580円 240円 324円
重量 206g 115g 24g
材質 クロームモリブデン鋼 スチール ポリカーボネイト
材質名
※推定
SCM435 S45C ポリカーボネイト
耐力
※推定
– (熱処理なし)
785MPa(熱処理あり)
345MPa(熱処理なし)
495MPa(熱処理あり)
65MPa
長さ 28cm 25cm 27cm
打った感じ ⚪︎
抜けにくさ ⚪︎ ⚪︎

2. 材質の違いによる強度の違い

TANZO PEGはクロームモリブデン鋼、ピンペグはスチール、プラペグはポリカーボネイトと公式ページからアナウンスされている。正式な材質名がわからないのであくまで推定の域を出ないが、流通具合からペグの強度を推測してみた。

TANZO PEG > ピンペグ >> プラペグ

上記で間違いないだろう。

ogawaのペグが刺さったところ

3. ogawaのペグの見た目

ロープのガイド部分は、TANZO PEGはクチバシ状、ピンペグはくの字、ペラペグはL字となっている。どれもロープが外れるとはあまり思わないが、TANZO PEGはロープが抜けにくそう、とも思える。

ogawaペグの見た目

4. TANZO PEGの特徴

TANZO PEGに使われているクロームモリブデン鋼(通称:クロモリ鋼)は、クロムとモリブデンを添加し、熱処理により強度と靭性を担保した材料となる。通常の鋼よりも”強い”、と考えていただいてOK。自動車部品であれば、歯車に使われているな強靭な材料だ。材料記号のSCM◯◯◯のSはSteel、CはChromium、MはMolybdenumとなる。一般的に熱処理を前提としたクロモリ鋼であるが、ogawaの公式サイトをみても熱処理の有無がわからない。たぶん熱処理をしている。

熱処理?

YouTubeから引用 https://www.youtube.com/watch?v=E910YVtY3qY

そもそも、なんでクロモリ鋼を使っているんだろう・・・という疑問がないわけでもない。明らかにハイスペックだ。だがしかし、強度に加えて靭性を加味したこの材料選定、素直に良いと思う。そして、これは手間がかかっている。はじめ1本あたり600円するペグに「こんなん買うやつおるんか?」と思ったが、まぁ600円と値札つけたくなるわな、と思う。ogawaと彫られた陰影が美しい。

TANZO PEGの刻印

ペグの頭の形状がださいな、と当初思っていたが、ロープを張ると一転して美しい。ロープを引っ掛ける部位にロープがきれいにおさまり、ペグにロープを合わせた際に真の姿を表すようにデザインされているに違いない、と勝手に思っている。ただ、TANZO PEGは重い。これを10本持っていくだけで2kg超・・・完全にオートキャンプ向きだ。

美しいTANZO PEG

打った感じも良い。プラペグはボコンボコンという打感だが、TANZO PEGはカンカンといった打感となる。ペグの断面形状は丸なので、柔らかい地面だと楕円のエリッゼステークと違いくるくるまわる。まぁどうということはない。

張り姿が凛々しい

5. プラペグの特徴

テント付属のペグということで敬遠されがちではあるが、ある条件下ではかなり最強だったりする。その条件とは、地面が柔らかいこと、これに尽きる。このプラペグ、刺されば抜群の固定力を示し、ちょっとやそっとじゃ抜けやしない。そしてなんといっても軽い。TANZO PEG1本とプラペグ8本がちょうど同じぐらいの重さなので、すごく軽く感じる。そして意外に追加で買うと高い。ただし、泥が十字の溝に付着するのでそれを取るのがめんどくさい。そしてなんかおしゃれじゃない。といったデメリットも存在するが、限定条件下で最強ってなんかかっこいい。

ところで、なんでこんなに高いんだろう・・・

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