今回はフジカハイペットの反射板の作り方を紹介。市販のアルミ板を曲げるだけの簡単DIYだ。制作時間5分であるためやってみてはいかがだろうか。
フジカハイペットは正式には自然通気型開放式石油ストーブというらしい。なんか汎用人型決戦兵器みたいにきこえてかっこいい。それは置いておいてフジカハイペットは対流と輻射の両方を使った石油ストーブといえよう。
反射板はその輻射熱を遮断できるため、家やテントの隅におけるため極めて有用となるアイテムだ。キャンプとフジカハイペットの相性については別記事のこちらを参照していただきたい。
アウトライン
1. 用意するものはアルミ板1枚
150mm×300mmのアルミ板を用意すれば、カットする必要がないので楽だ。加工性を考えると0.2mm〜0.5mmの厚さが適切。
今回はサイズがちょうどよかったのでこちらを購入。この商品、primeになったり、ならなかったりし、なおかつ価格が変動する。サイズが同じであれば類似品でも問題ないので、検索されてもいいかもしれない。
ちなみにこのアルミ板、本当の意味での純アルミではない。純アルミは融点が660℃であるため、なんらかの元素が混入していると思われる。300℃ぐらいまで加熱されるため、再結晶、回復が生じるが遮熱だけであれば問題ない。
2. フジカハイペットの反射板の図面
自作する反射板を図面にしてみた。高さ150mm、50+65+70+65+50=横幅300mm、厚さ0.5mm、曲げるだけでOKだ。
3. マーキング
図面に従いペンでマーキングをする。
4. アルミ板を曲げる
マーキングした線に沿って直線かつ頑丈な板をあてて曲げる。
およそ40°ずつ曲げていく。
すべて曲げたところがこちら。
分度器をあてれば正確につくれるが、見た目で左右対称にCの字になればOKだろう。エタノールやパーツクリーナーで拭いてマーキングを拭き取る。
5. できあがり
とりあえず自作した反射板をフジカハイペットにいれてみたが完璧だった。
反射板の高さも申し分ない。
30分の燃焼試験も問題なし。
フジカハイペットの輻射熱もアルミ製の自作反射板は遮断できた。
かなり簡単なDIYの部類に属するが、見栄えは極めて良好。ぜひおすすめしたい。
凄いアイデアだ。参考になります。私は高さ70センチの反射板自作したが効果無し^^;
参考にしていただき、恐れ入ります。
板を折るだけでまともに機能していますのでおすすめです。