時間を忘れるほど没頭できるもの。
これが趣味であれ、仕事であれ、家族であれ、持てる者はQOL(Quality of Life)が高い。
それに気づくか気づかないか、ポイントはそこにあると思う。
牡蠣が食べたい。
キャンプに行きたい。
これを同時に叶えてくれる地域は愛知からだと三重が妥当。
三重県の大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場、モンキー水産に行ってきた。
冬はプラドの積載を圧迫する。
ホットカーペットにフジカハイペット(ストーブ)、そして衣類。
テトリスさながらの積載を試みる。
今回もうまくいったように思う。
家族が多いと、プラドでは積載の限界を感じる。
というかムリだと思うのでヒッチキャリアを装着して我が家はキャンプにでかけている。
クルマ後部の視界OK、ぜひオススメしたい。
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場、大淀は公式サイトではオイズと読むようだが、ナビでは検索されない。
キャンプ場の名前にもなっているムーンビーチ。
月明かりが足元を照らし、誘われるまま波の方向へ。
なるほど、と思わされる夜景が徒歩1分でひろがる。
やっぱ海っていいな。
キャンプの夜。
明るい月と暖かいテント。
小さいテントの中で家族が身を寄せながら談笑する。
しょうもないことでもキャンプでは楽しい。
とテント内では思ってんだろうな、と極寒の中でシャッターをきる。
テント内では鍋フェスを催されていた。
妻が自宅で野菜を切ってくれたので、いれて煮込むだけ。
体の内外が温まり、やっぱキャンプだよ、とふと思う。
日の出をみよう。
毎日必ずくるこの現象を吹き曝しの防波堤で一人待つ。
日の出前のマジックアワー、流れる雲を波音が演出する。
あと20分で日の出。
そう思ったが、寒くて断念した。
朝からパスタ。
焼いた挽肉にビン詰めされたパスタソースを和えただけのお手軽料理。
子どもたちからの尊敬の眼差しが日の出よりもまぶしい。
受付はフレンドリー、設備はきれい、安い、そして絶景の月。
オススメのキャンプ場だ。
大淀西海岸ムーンビーチキャンプ場からクルマで1時間弱、カキの産地浦村に着いた。
お世話になったのはモンキー水産、リーズナブルで食べ放題。
焼きガキと蒸しガキのコンボが次々と運ばれてくる。
何個食べたか数えるのは最初だけであとはとにかく食べる。
調味料が持込みOKなので、ポン酢、レモン、柚子胡椒を持参するとなお美味しく食べられる。
妻と娘と自身でペール缶いっぱいのカキを食べた。
大人2名と子ども1名で6000円いかないぐらい。
この充実感はやばい。
海と月とカキと。
冬の三重ならではのキャンプができた。
自身のQOLはどうだろうか?
少なくとも半年前とは比べ物にならないぐらい向上したことはたしかだ。