生活にコストはあってもキャンプにコストはない。
なんてことを言ったら妻に叱られる。
しかし、キャンプそのものを”楽しむ行為”ととらえれば間違いでもないような気がする。
平成から令和へ移行されてはじめてのキャンプに行ってきた。
大吟醸令和、妹夫妻とのグループキャンプの幕が切っておとされた。
場所はうるぎ星の森オートキャンプ場、我が家にとっていつもの場所だ。
前回のおうし座流星群に味をしめて、今回はみずがめ座η流星群を狙う。
高規格なキャンプ場なのに周りが暗くて星空撮影にはありがたい。
ただ、流星撮影の結果は天気によって不戦敗・・・
5月7日明け方がベストだが、連休終わっているので撮影できない。
5月6日明け方はベターだったのだが、残念ながら曇り模様。
新しい元号令和のもと星に願いを込めたかったが、相手は自然。
こういうことがあるからキャンプを続けられる。
ちなみに以下の写真は5月5日のうるぎ星の森オートキャンプ場の星空だ。
実は写真には小さな流れ星が写っているのだが、小さすぎてわからない。
晩餐会がはじまる。
すでに令和の認識はない。
元号が変わろうが変わらまいが楽しさに違いはない。
我が家は子ども3人、妹夫婦は子ども2人、ともに子どもの年齢が近く、とても楽しそうだ。
自身も従兄弟とのふれあいは楽しかった記憶がある。
グループキャンプに加えファミリーキャンプなのでものが多く、ごみごみしているがこれもキャンプ。
妹「最近さぁ、新入社員の子に「ばえてる」って言われたんだけどわかる?」
私「え?インスタ映えのこと?」
妹「そうそう、コレばえてますねって言われてびっくりしたわ」
私「インスタってさぁ、写真がメインで言葉ないじゃん?自分のスタイルに合わないんだよね。」
妹「長いと読まれないよね、インスタは。雑誌みてる感じ。」
私「でしょ、なんかベクトルが違うんだよな。」
妻「キャンプの写真ばっか撮ってて一緒じゃん。」
さすが妻だ。
ということでばえてる写真をがんばって撮影。
ばえてるのかばえてないのかわからないが、たしかにおもしろい。
生ハムonサラダ、よそのキャンプではこんなものを作るのか・・・
自身の燻製がぼやけてみえないが、ボケ具合がばえているようにみえる。
ばえてる写真を求めてランタンハンガーに吊るされたベーコン。
妹「超ばえてんじゃん」
さすが年子の妹だ。
兄のことをよくわかっている。
ただ、誰か本当のばえてる写真の定義をアラフォーのおっさんに教えて欲しい。
ちなみに燻製後に風にさらすのはベーコンの所作としてあった方がよい。
令和を最高のキャンプでスタートできた。
それも妹夫妻の力添えあってのことだろう。
途中から”ばえてる”というキラーワードに踊らされたが、それはそれでおもしろい経験ができたと思える。
みずがめ座η流星群の流星は残念ながらみることは叶わなかったが、そんなすんなりことが進むようではキャンプに来た甲斐がない。
本当は見たかったけど・・・
キャンプにコストはない。
金銭的なものではなく、その楽しむ行為、それがまさしくプライスレスなんだと思う良いキャンプだった。